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インプラントは歯医者でのメンテナンスが重要!引っ越しするときの対処法もわかる
皆さんこんにちは。
グリーンプラザ歯科です。
インプラントは、見た目が美しく、噛み心地も天然歯に近い素晴らしい治療法です。
装置としての寿命も入れ歯より断然長くなっています。
ただ、治療後のメンテナンスを怠ると、さまざまなトラブルが生じるため要注意です。
そこで今回は、インプラント治療においてメンテナンスが重要な理由をわかりやすく解説します。
また、引っ越しをする時には引っ越し先の歯科医院でインプラントのメンテナンスを行えるか、問い合わせなくてはなりません。
「引っ越し後はどこでメンテナンスを受ければいいのか」
「どのように問い合わせればいいのか」
引っ越し後のインプラントのメンテナンスに関する対処法もわかります。
インプラントはあくまで人工物なのでメンテナンスが大切
天然の歯は、毎日の歯磨きを丁寧にすることでもある程度むし歯予防はできますが、インプラントは人口物です。
天然歯と比べると、汚れがたまりやすいので、定期的なプロフェッショナルケアが必須となっています。
インプラントは、生体親和性の高いチタンで作られた人工歯根で、人工歯にあたる上部構造もアレルギーのリスクがほとんどないセラミックが使われています。
インプラントに使われている素材により、金属を使った入れ歯やブリッジなどの義歯と比べると、安全性が高いほうなのですが、あくまで人工物であるということを忘れないでください。
インプラントをそのまま放置せずに、定期的にメンテナンスを受けましょう。
インプラントのメンテナンスが重要な理由
インプラントは人工物なので、天然の歯とは違い、取り扱いや維持には注意が必要です。
インプラントをメンテナンスが重要なのかをわかりやすくご紹介しますので、受診のきっかけづくりにしてください。
●インプラント周囲炎にかかってしまうとインプラントを外すことになるから
インプラントのトラブルとして、最も注意しなければならないのは歯周病です。
厳密には「インプラント周囲炎」と呼ばれる病気で、歯ぐきや歯槽骨が破壊されるのが特徴です。
インプラントを支えているのは、歯ぐきや歯槽骨といった歯周組織なので、インプラントを長持ちさせる上で、歯周組織の維持が大切になります。
そのためには、歯周病にかからないように、常にお口の中をきれいにしなければなりません。
インプラント周囲炎は、まだ根本的な治療法は確立されていない病気です。
インプラント周囲炎が進行してしまった時は、人工歯根を取り外さざるを得なくなります。
人工歯根を取り外してしまうと、インプラントを維持できなくなってしまうため、他の義歯をつけることになります。
●保証が受けられなくなるから
一般的なインプラント治療には、5年や10年といった保証期間が設けられています。
その期間内であれば、不具合が生じても無償で修理等を受けることができます。
ただし、メーカーが定めた条件を満たしていないケースでは、インプラントの修理代は全額自己負担となってしまうため注意が必要です。
保証の条件には、定期的なメンテナンスの受診が含まれています。
インプラント治療の後、引っ越しする時の対処法
インプラント治療を行った後に遠方に引っ越しをしてしまい、同じ歯科医院に通い続けることができなくなってしまうこともあります。
引っ越しをする時は、インプラントのメンテナンスができる歯科医院を探しましょう。
自分が使っているインプラントと、同じメーカーのインプラントを取り扱っている歯科医院を選ぶことがポイントです。
当院では、京セラ株式会社のインプラント「FINESIA (ファインシア)」を使用しています。
国産メーカーのインプラントです。
お引越し先の歯科医院で取り扱いがあるか、電話で問い合わせてみましょう。
「どう問い合わせたらいいのかわからない」という方は、担当歯科医師にご相談ください。
※当院でインプラントを受けてお引越しされる方は、当院へお問い合わせください。
これから小平市に転入される方で「FINESIA (ファインシア)」のメンテナンスをご希望の方も、お電話でお問い合わせ承ります。
まとめ
このように、インプラントを長く使い続けるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
メンテナンスを怠ると、インプラントが使えなくなることもありますし、インプラントが壊れた時の補償の対象外になってしまいます。
お引越しで遠方に行かれる場合は、引っ越し前にかかりつけの歯科医院へご相談ください。
インプラントは、適切なセルフケアとプロケアを継続すれば、数十年と使い続けることも可能ですので、施術後はしっかりメンテナンスを受けていきましょう。